EL34PPアンプの製作

組み立て

上板に部品類を取り付け,シャシーに組み込んだら配線を行います.まずは電源から配線していき,フィラメントの点灯,B電圧の整流が正常に行えるのを確認したら,信号回りを配線します.

今回はラグ板も使わず,部品のリード線だけで直接配線していく,空中配線を行いました.レイアウトをしっかりと決め,使い慣れた部品を使う場合だけ行える究極の配線法です.いくら空中配線とはいえ,ラグ板を使ってしまうと音質は損なわれてしまいます.電位や信号の流れなどをしっかりと見極めればラグ板でもかなり近いところまで実現できますが,この程度の規模の回路であればラグ板はなくても配線できます.

アースは2点アース方式です.モノーラルアンプなのでそれほどシビアにならなくても大丈夫です.もちろんセオリー通り,アースには電流は流しません.

組み立て

このコンテンツは 2003年に別のサイトに掲載したものを転載しています。